ドレンとは?
まずはドレンの基礎知識について学んでいくとしよう。
「ドレン」とは一言で言うならば「排水するための管や樋」のことじゃ。
ニホン・ドレンでは、地面の水はけをよくする暗渠管、
トンネルや橋の水漏れを解消する導水樋、
地すべりの原因となる地下水を排水する集排水材等を
設計・製造・販売・施工しておるぞ。
ドレンの役割
ドレンの役割、それはずばり排水・導水・集水することじゃ!
水は人間にとって必要不可欠なものであるが、うまく排水・導水できないと
洪水や地すべりの原因となったり、スリップして交通事故につながったり、
といったとても厄介な存在なのじゃ。
人類は昔からこの厄介者をどうにかコントロールし共存するべく、
たくさん知恵を絞りいろんな製品や工法を発明して
この強敵に立ち向かっておるのじゃ。
ドレンの歴史
ドレンの歴史は古い。
地下水の排水を促す暗渠排水に至っては、紀元前18世紀ごろから
始まったと言われておる。
昔から人々は水はけの悪い土地に悩まされておったのじゃな。
日本でも竹やソダ束を用いた暗渠排水が古くから行われており、
明治になって富田式暗渠排水法が確立され、戦中から戦後にかけて
土管による排水が全国で行われるようになったのじゃ。